ライドシェア拡大へ 超党派が提言 政府に「年内にも結論を」(2024年5月29日『TBSニュース』)

 
「ライドシェア」を推進する超党派の勉強会は河野デジタル行財政改革担当大臣に対し、ライドシェアの「全面解禁」に向け、年内にも結論を出すよう訴えました。
一般の人が自家用車を使って有料で客を運ぶ「ライドシェア」は、先月から一部地域などに限り解禁されています。
自民党小泉進次郎環境大臣ら「ライドシェア」推進派の議員は河野大臣に対し、▼地域や時間帯を限定しないことや、▼タクシー事業者以外の参入を認めるなど、制度の全面解禁に向け、年内にも結論を出すとともに法整備を検討するよう訴えました。
超党派「ライドシェア」議連 小泉進次郎 会長
「法律改正または新法、ここはしっかりとセットですよということを改めて念を押した。加えて、同時並行的に政府一丸となって進めてもらいたい」
提言では、▼天候やイベントで変動する需要を分析することや、▼タクシードライバーの運賃や処遇を改善することなども盛り込まれました。
 

ライドシェア拡大へ 超党派が提言 政府に「年内にも結論を」(2024年5月29日『FNNプライムオンライン(フジテレビ系)』)
 
一般ドライバーが自家用車を使って、有料で乗客を運ぶライドシェアの拡大に向けて、超党派の議員が、河野デジタル相に提言を渡した。
提言は、超党派のライドシェア勉強会が、河野デジタル相に提出した。
提言では、一部の地域への導入にとどまっている「日本版ライドシェア」の全国への拡大を目指し、タクシー会社以外の事業者の参入を可能とする法整備などについて、政府に「年内にも結論を出す」よう求めている。
超党派ライドシェア勉強会 会長・小泉元環境相「ライドシェアというさまざまな議論がある中で、年末までに結論を出すことを目指して、具体的な検討を進めていく」
小泉氏は新規参入に慎重な意見もふまえ、「最終的に総理の判断になると思う」と述べた。