京都地裁(28日午後)
訴えを起こしたのは、京都市内に住む住民ら31人です。
公園は1963年から60年にわたり「塔南高校」の第一グラウンドとして使用されていましたが、去年6月に塔南高校が移転、市が今年1月に市が都市公園法に基づく公園の廃止を決定していました。
市は、公園の跡地に、京都市にある63の中学校、2万6000食を供給できる大規模な給食工場の設置を計画しています。
提訴後に会見を開いた原告らは、「住民のためにグラウンド跡地を吟味して欲しいという思いがあり、地域に根ざしたなにか、それが1番は広域避難場所でもある公園として整備され球技ができる公園であったということです。それが違う方向に向かっているというのが残念でもあるしおかしいという気持ちです」などと話しました。
東吉祥院公園