参院東京、来夏「合併選挙」か 蓮舫氏の都知事選出馬で(2024年5月27日『時事通信』)

 立憲民主党蓮舫参院議員(東京選挙区)は東京都知事選への出馬に伴い議員を辞職または失職するが、現時点では公職選挙法の規定により補欠選挙は今秋に実施されず、通常選挙に合わせて非改選組の欠員を補う「合併選挙」の形式で来夏に行われることになる。
 公選法は補選について原則として4月と10月の年2回行うと定める。ただ、参院の選挙区に関しては欠員が改選定数の4分の1を超えた場合との条件があるため、改選定数6の東京選挙区では蓮舫氏に加えてさらに1人欠けなければ、通例のパターンでの補選対象にならない。
 蓮舫氏の議員任期は2028年まで。来夏の参院選で合併選挙が行われた場合、東京選挙区の得票上位6人は通常任期の6年、7位の候補は蓮舫氏の残り3年の任期を務めることになる。合併選挙は22年参院選の神奈川選挙区でも実施された。