中日・大野ら3投手、今季も社会貢献活動(2024年5月25日『サンケイスポーツ』)

中日は25日までに、大野、柳、福の3投手が社会貢献活動の一環として、ことしも「招待プロジェクト」を実施すると発表した。
 
大野はひとり親家庭の親子を6月以降の公式戦計4試合に、柳は交通事故で親を亡くした交通遺児らを計5試合にそれぞれ招く。福は愛知県立名古屋聾学校などの生徒を3月のオープン戦に続いて計5試合に招待する。
 
一昨年から活動する柳は「自分と同じ境遇の子どもたちの気持ちは痛いほど分かる。思い出に残る一日になれば」とコメントした。
 

キャプチャ
今シーズンも社会福祉法人愛知県母子寡婦福祉連合会のご協力をいただき、ひとり親家庭の親子10組20~40名程度を、中日ドラゴンズ主催のバンテリンドームで開催されるペナントレースの試合(計4試合)にご招待いたします。
 
 
招待プロジェクト概要
対象者 ひとり親家庭の親子
内容 観戦チケット(内野SS席)、お弁当、応援グッズ
協力 社会福祉法人愛知県母子寡婦福祉連合会
対象試合
日程 対戦相手 開場
開始 
6/23(日) 広島戦 11:30
13:30
 試合日
7/7(日) 広島戦 11:30
13:30
 試合日
8/10(土) 巨人戦 12:00
14:00
 試合日
8/31(土) 横浜DeNA戦 12:00
14:00
 試合日
大野雄大投手のコメント
2017年からこの活動をはじめ、新型コロナウイルスの影響で中断を余儀なくされたものの2022年に再開することができました。今年も、多くのひとり親家庭の方々にドームへ来てもらい、野球を通じて“親子の絆”を深めてもらえたら嬉しいです。
このプロジェクトだけでなく、プレーでみなさんに元気を届けられるよう、入念にコンディションを整えてまいります。
 

キャプチャ
国指定の難病・黄色じん帯骨化症を克服して、再び一軍のマウンドに復帰した福敬登投手が、聾学校の皆さんをバンテリンドーム ナゴヤで行う公式戦などに招待する社会貢献活動「福敬登招待プロジェクト」を今年も実施することになりましたのでお知らせいたします。
今年は愛知県立名古屋聾学校の皆さんに加え、愛知県立千種聾学校の皆さんも招待することになりました。
 
 
招待プロジェクト概要
対象者 愛知県立名古屋聾学校、愛知県立千種聾学校の皆さん
内容 観戦チケット(内野A席)、お弁当、応援グッズ
協力 愛知県立名古屋聾学校
愛知県立千種聾学校
対象試合
日程 対戦相手 開場
開始 
3/15(金) 阪神戦 16:00
18:00
レポート
6/4(火) 福岡ソフトバンク戦 16:00
18:00
 試合日
6/30(日) 横浜DeNA戦 11:30
13:30
 試合日
8/7(水) 横浜DeNA戦 16:00
18:00
 試合日
9/1(日) 横浜DeNA戦 11:30
13:30
 試合日
9/10(火) 東京ヤクルト戦 16:00
18:00
 試合日
福敬登投手のコメント
プロ野球選手として経験を重ねていく中で、プレーだけでなく何か社会に貢献できることはないかと考えるようになりました。
私自身、高校3年間で手話を学んだ経験もあり、以前より名古屋聾学校の生徒さんとは野球に関する制作物を通じた交流がありました。耳が不自由ながらも完成度の高い制作物を次々に披露してくださるその意欲的な取り組みに感動し、自分もそんな頑張る生徒のみなさんに少しでも力になれればと思い、このプロジェクトを立ち上げました。今年は名古屋聾学校のみなさんに加え、千種聾学校のみなさんも招待します。
野球観戦をしてみなさんに「今日1日楽しかった」と思ってもらえたら嬉しいです。

キャプチャ
柳裕也投手が独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)と東海交通遺児を励ます会の協力のもと、バンテリンドームで開催されるペナントレースの試合に交通遺児等のご家庭を招待する「柳裕也 招待プロジェクト」を今年も実施することになりましたのでお知らせいたします。
本プロジェクトにはオフィシャル・パートナーである愛知トヨタ様にもご協力いただいております。
招待プロジェクト概要
対象者 交通遺児等(自動車事故により保護者が亡くなられた、または重い後遺障害が残った方のご子息)のご家庭
内容 観戦チケット(内野SS席)、お弁当、応援グッズ
東海交通遺児を励ます会
愛知トヨタ
対象試合
日程 対戦相手 開場
開始 
5/26(日) 東京ヤクルト戦 11:30
13:30
 試合日
6/9(日) 楽天戦 11:30
13:30
 試合日
7/14(日) 阪神戦 11:30
13:30
 試合日
8/18(日) 阪神戦 11:30
13:30
 試合日
9/22(日) 広島戦 16:00
18:00
 試合日
柳裕也投手のコメント
自分と同じ境遇のこどもたちの気持ちは痛いほどよくわかります。
このプロジェクトがこどもたちの笑顔のきっかけになっていただければ、また思い出に残る1日になっていただければ嬉しいです。