愛知県立名古屋聾(ろう)学校の卒業生で、昨年3月にフランスで開かれた「
国際アビリンピック」の家具づくり部門で銅メダルを獲得した伊藤俊貴さんが
阪神戦の開始前に始球式を務め、ワンバウンドで100キロの球を投げ込んだ。
始球式を務めた国際アビリンピック銅メダルの伊藤俊貴さん
同校とは中日の福敬登投手(31)が2022年から続けている「福敬登招待プロジェクト」での公式戦招待などを通じて交流。伊藤さんが銅メダルを獲得した際には
ナゴヤ球場で福と対面。国指定の難病「黄色靱帯(じんたい)骨化症」からの復帰を目指していた福は「励みになるし、もう一段階ギアが上がりそう」と話していた。
また、この日は同校の生徒ら15人を
バンテリンドームナ
ゴヤに招待。今年も公式戦での招待を予定している。