秋篠宮ご夫妻の「能登訪問」でわかった、天皇・皇后両陛下との「決定的な違い」(2024年5月16日『現代ビジネス』)

合理的な被災地訪問
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 秋篠宮ご夫妻の能登半島地震の被災地訪問は、両陛下とはまったく異なるスタイルだった。
 秋篠宮さまは、2月14日には恩賜財団済生会の総裁として、4月18日は大日本農会の総裁として被災地に赴かれた。4月26日には紀子さま結核予防会の総裁として、関連病院を訪問されている。
 「平成流を踏襲し、ご夫妻そろって多くの被災者と触れ合われる両陛下に対して、秋篠宮ご夫妻はそれぞれが関係する施設をピンポイントにご訪問。そのほうが訪問先や警察などとの調整が少なく、お二人が別々の場所に足を運べるので効率もいい。将来的な皇族数の減少を見越して、合理的にお考えなのでしょう」(宮内庁関係者)
ますます際立つコントラスト
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 秋篠宮ご夫妻といえば、平成時代は上皇ご夫妻と親密で、「皇太子(陛下)よりも陛下(上皇さま)のお考えを理解しているのではないか」との声も上がっていた。
 「しかし令和になってみたら、従来のイメージとは真逆ですよね。秋篠宮さまこそ積極的に平成スタイルに倣われると期待していたのですが……」(皇室ジャーナリスト)
 ご公務の数が多い点こそ平成流と重なるものの、現地では独自スタイルを貫かれる秋篠宮ご夫妻。令和がスタートしてから5年が経ったいま、両陛下とのコントラストはますます鮮明になっている。
 「週刊現代」2024年5月18・25日合併号より
 さらに両陛下と上皇ご夫妻にも、詳細に見ていくと「大きな違い」があるという。関連記事『皇室記者が現場で感じた、新天皇夫妻と上皇夫妻の「大きな違い」』で、分析する。
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