昭和改元100年で式典を 超党派議連が要望書採択(2024年5月7日『共同通信』)

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昭和改元100年となる2026年に政府主催の記念式典の実現を目指す議員連盟が開いた設立総会=7日午後、国会
 
 昭和改元100年となる2026年に政府主催の記念式典の実現を目指す与野党有志による議員連盟が7日、設立総会を国会内で開き、岸田文雄首相宛ての要望書を採択した。発起人には、自民党麻生太郎副総裁や公明党山口那津男代表、日本維新の会馬場伸幸代表らが名を連ねた。
 要望書では、1968年に明治改元100年を記念した政府主催行事が開かれたことに触れ「明治よりも長い元号の時代となった昭和は、明治に劣らず歴史的に深い民族の記憶となっている」と指摘。「激動と復興の昭和の時代を顧み、国の将来に思いを致す機会となり、新たな平和と繁栄の出発点になると期待する」と強調した。
 
昭和100年式典実施へ自民有志が議連設立 会長に麻生副総裁(2023年12月1日『産経新聞』)
 
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沖縄復帰記念式典で万歳をする昭和天皇香淳皇后=昭和47年5月15日、東京都千代田区日本武道館
 
 昭和改元から2026(令和8)年で100周年を迎えるのを前に、自民党有志で作る「国による昭和100年記念式典実現を目指す議員連盟」が30日、国会内で設立総会を開いた。議連は来春に政府が式典実施の閣議決定をするよう求めていく方針。野党各党にも呼びかけ、超党派として活動を展開する。
 この日、会長に就任した麻生太郎副総裁は総会で「昭和はわが国史上最も長い年号だ。式典の開催は激動と復興の昭和の時代を顧みて、国の将来に思いを致す。そういう機会として日本の新しい平和と繁栄の出発点にしたい」と訴えた。
 昭和の元号を冠した時代は西暦1926年12月から1989年1月まで62年余り続いた。過去には明治改元から100年の昭和43年に政府が日本武道館(東京・北の丸公園)で昭和天皇香淳皇后臨席の下、記念式典を開催。平成30年には明治150年の式典を憲政記念館(東京・永田町)で開いている。