聴覚障害者に配慮 議会の傍聴席にAIで字幕 群馬・吉岡町(2024年5月6日『上毛新聞』) 

  聴覚障害のある人や聞こえにくい高齢者への配慮として、吉岡町議会は本会議場の傍聴席に議員と執行部のやりとりをその場で字幕表示するモニターを設けた。誰もが気軽に傍聴できる環境を整え、開かれた議会づくりに役立てる。

 傍聴席中央に1台設置し、町議会3月定例会最終日から運用している。人工知能(AI)を活用した音声認識ソフトで議員の発言が自動的に文字変換され、ほぼリアルタイムで表示された。