岡山理科大・獣医学科1期生卒業「西日本中心の公務員獣医師輩出」四国入学枠は受験生少ない【愛媛】(2024年3月20日『テレビ愛媛』)

獣医師を養成する大学が東日本に偏っているなか、加計学園今治市に岡山理科大獣医学部をオープンしてから6年、獣医学科1期生の卒業式が20日に開かれました。

京都の動物病院へ:
「地域のペット飼われている動物たちの健康を守っていきたい」

奈良の動物病院へ:
「何かに強い一般的な獣医師プラス、この人にしか頼れないみたいな獣医師になれればと思っています」

晴れ着に身を包んだのは加計学園獣医学部獣医学科の初めての卒業生。卒業式には1期生124人のほか、獣医保健看護学科の3期生も臨み、学科の代表に学位記が渡されました。

加計孝太郎理事長:
「どれだけ年齢を重ね社会的な立場が大きくなろうとも常に現状に甘んずることなく努力し進化を目指していただきたい」

卒業生代表 獣医学科 大橋雄介さん:
「獣医療を学んだもののひとりとして社会に貢献できるよう精進してまいります」

獣医学科の1期生は2月に行われた獣医師の国家試験で、114人が受験し77人が合格。西日本を中心に公務員として獣医師を輩出したとしています。ただ四国の入学枠は受験生が少ないということです。