自民過激ダンスショー、男性参加者が女性の尻2度たたく 動画で確認 歓声や笑い声も(2024年3月13日『産経新聞』)

自民党和歌山県連が主幹した会合後に行われた懇親会で、男性の肩に手をかける女性ダンサー(一部画像を処理しています)

岸田文雄首相(自民党総裁)が出席した13日の参院予算委員会では、露出の多い衣装の女性ダンサーを招いた党和歌山県連主催の会合に関し、辞任した藤原崇前青年局長ら、出席者が女性の身体に触った者がいなかったかどうかが議論になった。

産経新聞が入手した会合の動画では、女性から首に手を回され、お札のようなものを口移しする男性参加者の姿もあった。スーツ姿で踊りながら登場した別の男性参加者は、女性が突き出した尻をわずかに隠す衣装の間にお札のようなものを差し込んだ上、女性の尻をパンパンと2回たたく姿などが映っていた。

会場では手拍子が続き、多くの参加者から笑い声もあがっていた。男性が口移しでお札のようなものを渡した直後には、「うわー」といった歓声も響いた。

この日質問した塩村文夏氏(立憲民主党)は、「藤原氏は『ダンサーを触っていない』というが、国民を中心に疑問の声があがっている」と指摘。藤原氏が触ったかどうかに加え、「その他、女性を触るなどの品性のない行いをした者がいなかったか」と尋ねた。

首相は「党青年局が属する党組織運動本部で、関係者への聞き取りを行っているところだ」と断ったうえで「藤原議員をはじめ、この女性の身体を触ったといった不適切な事実は確認されたものはないと報告を受けている」と答えた。

<独自>自民党青年局近畿ブロック会議後の会合で過激ダンスショー

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