自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、自民党と立憲民主党は14日に参議院政治倫理審査会を開き、安倍派の世耕前参議院幹事長ら、出席の意向を示している3人の弁明と質疑を行うことで合意しました。
今回の問題を受けて、12日午後、自民党と立憲民主党の参議院国会対策委員長が国会内で会談し、政治倫理審査会の開催に向けて協議しました。
そして、いずれも自民党安倍派の世耕前参議院幹事長、橋本聖子元オリンピック・パラリンピック担当大臣、西田昌司議員が出席して弁明する意向を示したことを受けて、14日に審査会を開くことで合意しました。
1人当たりの弁明と質疑の時間はおよそ2時間で、午前に1人、午後に2人が出席するとしています。
これを受けて、与野党は12日夕方、改めて審査会の幹事懇談会を開き、弁明を行う順番や公開のあり方について詰めの協議を行うことになりました。
一方、会談では参議院予算委員会で行われている新年度予算案の審議について、今週15日に岸田総理大臣と関係閣僚に出席を求めて集中審議を行うことでも合意しました。