立憲民主党の野田佳彦代表と日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は8日、フジテレビの番組で来年夏の参院選改選1人区を巡り、野党候補の一本化を目指す考えで一致した。野田氏は改選1人区について「どれだけ野党が一本化して、自公に勝てるかが一番の勝負だ」と述べ、吉村氏は「一本化は絶対やるべきだ。野田氏の意見と完全一致だ」と応じた。
吉村氏は、野党候補一本化に向けた「予備選」の素案を維新内部で作成する方針を示している。この日の番組では、「来年(1月召集)の通常国会が始まるまでに維新としての予備選案をまとめ、野田氏や他の野党に提示したい」と語った。
野田氏は「一本化を図る一つのアイデアとして予備選というのも十分伺いを聞き、われわれも提案しながら、一本化実現を早めにしたい」と強調した。