大泉・函館市長のパーティー券、元副市長ら市役所で販売 専門家「強制と受け取られかねない」(2024年11月25日『北海道新聞』)

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政治資金パーティーであいさつする函館市の大泉潤市長=10月12日、函館市(大城戸剛撮影)
【函館】函館市の大泉潤市長(58)の政治資金パーティー券を、後援会の会計責任者(元市部長職)や元副市長が市役所内で市職員数十人に販売していたことが24日、分かった。
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自らの政治資金パーティーで市政について報告する函館市の大泉潤市長(右)。主催者発表で900人が参加した=10月12日、函館市(大城戸剛撮影)
 大泉氏は北海道新聞の取材に対し「あっせんや部ごとの割り当てはなかった」として、政治資金規正法違反には当たらないとの認識を示しているが、専門家は「市長と関係が近い元市幹部に購入を求められれば、事実上の強制と受け取られかねない」と指摘する。