◆後継者は「後援会の意向に従う」
2020年9月、インタビューに答える中村喜四郎衆院議員(淡路久喜撮影)
中村氏は会見で、国政の現状を「
与野党伯仲の流れができた。
政権交代し、安倍政治を総括しなければいけない」と指摘。引退理由を「心身とも健康なうちに辞めるべきだと確信した。世代交代は天の声」と述べ、後継者については「後援会の意向に従う」とした。
中村氏は40代で建設相などを務め「
自民党のプリンス」と呼ばれた。
汚職事件で逮捕され、2003年にあっせん
収賄罪で
実刑判決が確定。05年
衆院選で国政復帰後は
保守系無所属で活動し、20年に立民に合流。21年
衆院選茨城7区では自民の
永岡桂子氏(70)に敗れ、比例復活した。