◆「読者が声を上げれば、社会は動かせる」
読者ら約50人が参加。望月記者の若手時代を知る、飯田孝幸編集局次長が聞き手となり、取材秘話などが披露された。
飯田局次長は、望月記者が20年ほど前に
東京地検特捜部を担当していたころのエピソードを紹介。張り込みがばれないようカツラとサングラスで”変装”していた望月記者が「逆に目立っていた」と振り返り、笑いを誘っていた。
参加者から
神宮外苑の開発問題などを例に「答えありきの問題が多い。記事で変えられないか」と問われると、望月記者は「記事だけではだめでも、読んだ人たちが声を上げれば皆が望む方向に社会を動かすことはできる」と答えた。