斎藤知事(Xより)
「昨日不信任決議が可決されました。大きな、重い判断になります。しっかりと考え、決めます」
この日は登庁せず、自身のSNSを3週間ぶりに更新し、胸の内を綴った斎藤知事。
兵庫県議会(19日)
「不信任決議案は可決されました」
19日、県議会で不信任案が全会一致で可決され、知事は10日以内に「辞職」か「議会の解散」を選択することになりました。
この状況にあわただしくなってきたのが選挙管理委員会です。今朝から職員が市や町からの相談対応や、過去の選挙運営の確認作業などに追われていました。
「悩ましいのが、どういった選挙が行われるのか、知事の判断になるので、そこが確定していないので完全なゴーサインが出せていない」
“念のため”の解散に備えて、あわただしく動き始めた兵庫県議も…。
小野市選出 無所属・小林昌彦 県議
「休み明けに『議会解散』と言ったとしても、(投票日は)10月27日」
向かったのは選挙用の看板を製作する会社です。
小野市選出 無所属・小林昌彦 県議
「いらん選挙やけど…しゃーないんで、すんまへんけど頼みます」
さらに、選挙カーの手配も。
「とりあえず“念のため”におさえときます」
「念のため、念のためにな。なかったら一番ええねんで」
小野市選出 無所属・小林昌彦 県議
「選挙になったら“かなんな”というのが正直なところ。今はまだ(選挙について)半分よりちょっと高く気持ちを置いておかなあかん…なかなか難しいとこですね」
一方、この日JR立花駅の街頭で活動していたのは…。
無所属・丸尾まき 県議
「斎藤県政は違法行為、および、疑惑のオンパレード。議会による不信任決議を受け、知事の職を辞していただくしか選択肢はありません」
本会議で知事を厳しく糾弾していた丸尾まき県議です。
無所属・丸尾まき 県議
「議会に非がないので、解散する大義がない。知事自身が辞職すべきで、解散が選択肢にあること自体、抵抗がある」
辞職か、史上初の議会解散か…知事の決断はいつ下されるのでしょうか?