茂木幹事長はきょう記者会見を行い、今月27日に行われる自民党総裁選に立候補する考えを表明します。
きょう午後、正式に総裁選への出馬を表明する茂木幹事長は、すでに派閥を解消する方針を決めた茂木派を中心に20人の推薦人を確保していて、会見では一丁目一番地の政策として「経済再生」を強く打ち出す考えです。
また、茂木氏はこれまで経済再生担当大臣や外務大臣などの要職を担ってきた経歴についても触れ、自身の「実行力」をアピールする方針です。
総裁選への正式な立候補の表明は、小林前経済安保担当大臣、石破元幹事長、河野デジタル大臣、林官房長官に続いて5人目です。
茂木幹事長は4日午後、立候補を表明する予定で、12日の告示日に向け過去最多の立候補者となる見通しです。
自民党・茂木幹事長:
経済の再生、地方の活力アップ、特にこの2つには力点をおきたい。
茂木幹事長は立候補表明に先立ち、総裁を目指す意欲を示しました。
また、3日は林官房長官が記者会見し、立候補を表明しました。
その後、BSフジプライムニュースに出演し、物価高対策として岸田政権が6月に行った定額減税は「1回限り」と述べ、追加対策が必要な場合は「現金給付がよい」との考えを示しました。
さらに小泉元環境相は6日に、高市経済安保相は9日に出馬を表明する予定です。
この他、立候補を目指す上川外相は、推薦人の確保に「めどが立ってきた」と述べた上で、「チーム陽子として輪を広げる」と派閥に頼らない姿勢を示しました。
一方、立憲民主党の代表選を巡っては、出馬を表明した野田元首相を過去に対立した小沢一郎衆議院議員が支援する意向を示し、「総選挙で勝って、政権交代を実現する考え方で一致した」と述べました。
立候補できるかが焦点となっている泉代表は、選挙戦に向けPR動画の撮影に臨んだ他、吉田衆議院議員と江田元代表代行も立候補に意欲を示しています。
フジテレビ,政治部