自民党の小泉進次郎元環境大臣が9月の総裁選に立候補する意向を固め、周辺議員に伝えていることが明らかになりました。すでに出馬に必要な推薦人20人は確保していて、来週以降に記者会見を行う方向で調整しています。
こうした会合は連日開かれていて、きょうまでに小泉氏は、総裁選に向けてしっかり準備を進めていきたいので支援をお願いしたいとの考えを伝えているということです。
関係者によりますと、小泉氏は出馬に必要な推薦人20人を確保していて、周辺議員は「支援を表明してくれる議員は全ての派閥からすでに40人以上いる」と話しています。
小泉氏は他の候補の動きも見極めたうえで、来週以降、正式に立候補を表明する方向で調整しています。
「選挙の顔」として自民党内で期待の声が挙がり、菅前総理も支援する意向の小泉氏の出馬は、総裁選の構図にも影響を与えそうです。