パリ五輪閉幕、IOC会長「センセーショナル」 と大会総括(2024年8月12日『AFP=時事』)

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パリ五輪閉会式。スピーチを行う国際オリンピック委員会トーマス・バッハ会長(2024年8月11日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
 
【AFP=時事】パリ五輪の閉会式が11日に行われ、国際オリンピック委員会IOC)のトーマス・バッハ(Thomas Bach)会長は、「センセーショナル」な五輪だったと総括し、閉幕を宣言した。
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スピーチする組織委のエスタンゲ会長
 バッハ会長はスピーチで「最初から最後までセンセーショナルな五輪だった」とコメント。セーヌ(Seine)川を舞台とした開会式を引き合いに「あえて言うなら『セーヌセーショナル』な五輪だった」と冗談めかして続けた。
 また、大会組織委員会のトニー・エスタンゲ(Tony Estanguet)会長は選手たちに向け、「素晴らしいことは分かっていましたが、魔法のようでした。皆さんがわれわれを幸せにし、生きていることを実感させてくれました。世界はこの瞬間をとても必要としていたのです」と述べた。 【翻訳編集】 AFPBB News

IOCバッハ会長、演説で渾身の『オヤジギャグ』、ネットは大騒ぎ「セ、セーヌ…」「滑ってなかった…?」「ここで入れる度胸、すごいな」(2024年8月12日『中日スポーツ』)
 
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スピーチをするバッハ会長(AP)
◇11日 パリ五輪 閉会式(フランス競技場)
 閉会式では国際オリンピック委員会IOC)のバッハ会長(70)がスピーチし、”親父ギャグ”を飛ばす場面があった。
 ドイツ出身のバッハ会長はパリ五輪を「より若く、よりアーバン、より包摂的でより持続可能な大会を初めて体現し、男女同数参加を実現した初の大会でした」と回顧。「開会から閉会までセンセーショナルなオリンピック。いえ、あえて言えば”セーヌ・セーショナル”なオリンピックでした」と開会式の舞台となったセーヌ川を引っかけ、ダジャレを披露した。
 選手たちからは一瞬間を置いてから拍手が起こり、言い終わったバッハ会長もややドヤ顔気味に会場を見渡した。
 バッハ会長の突然の”ぶっ込み”にネットも即座に反応。X(旧ツイッター)では「ここでダジャレをスピーチに入れる度胸、すごいな」「トーマス・バッハ渾身のオリンピックギャグキターーーー!!」「セーヌ川ダジャレ今バッハ会長言ったよね そして滑ったよね」「セ、セーヌ……いまバッハ会長滑ってなかった…?」「オヤジギャグも絶好調なバッハ校長のお話は8分21秒でした。(ちなみに東京大会開会式では約13分w、閉会式では約7分)」などと盛り上がった。(写真はAP)