トム・クルーズも登場 大歓声とともにパリ五輪は閉幕
グランドフィナーレ
-
「マイ・ウェイ」の歌唱後に、閉会式の幕を下ろす
グランドフィナーレは、フランスと米国でなじみ深い曲である「マイ・ウェイ」の歌唱が行われ、スタジアムに打ち上げられる花火と大歓声の中、閉会式の幕を下ろした。
-
パラ選手たちにフランス国旗が手渡される
現地時間8月28日から始まるパラリンピックの選手たちが待つステージに、フランス国旗が運ばれ手渡される。
-
ランタンの中の聖火を吹き消す
聖火を灯したランタンを運んだレオン・マルシャンがスタッド・ド・フランスに到着。ステージ上で待つバッハ会長の脇に立つと、バッハ会長がパリ五輪の閉会を宣言。マルシャンとリネールら6人のアスリートと一緒に、ランタンの中の聖火を吹き消した。
トム・クルーズ、レッチリらスター続々と
-
スヌープ・ドッグがパフォーマンスを披露
-
ビリー・アイリッシュが登場
レッド・ホット・チリ・ペッパーズの後には、シンガーソングライターのビリー・アイリッシュが登場。
-
レッチリのライブがスタート
トム・クルーズはパリの街をバイクで爆走していくと、シャルルドゴール空港に準備されたジェット機に乗り込む。ジェット機からスカイダイビングで外に飛び降りると、そこはハリウッド。マウンテンバイクの選手がトム・クルーズからオリンピック旗を手渡され、スタジアムまで一目散と向かう。
スタジアムで待つのは、陸上のマイケル・ジョンソン。さらに街に飛び出して走ると、スケートボードのジャガー・イートンに手渡され、そのまま最終目的地となるロサンゼルスに到着。
そこには、米国のロックバンド、レッド・ホット・チリ・ペッパーズがステージ上で待っており、ライブがスタート。 -
トム・クルーズがスタジアムの外へ
トム・クルーズはオリンピック旗を受け取ると、ステージ下に用意されたバイクに乗って、スタジアムの外へ。
-
トム・クルーズがワイヤーアクションを披露
2028年ロサンゼルス五輪の組織委員会によるショーが始まる。スタジアムの屋根の上にスポットライトが当てられると、そこにはトム・クルーズが登場。ワイヤーアクションをしながら、スタジアムに降り立つと、選手たちとハイタッチをしながら、ステージへと向かっていく。
-
パリ市長からロス市長へ
オリンピック旗の受け渡し。エスタンゲ会長からアンヌ・イダルゴ パリ市長に旗が手渡され、さらにバッハ会長を経由して次回大会の開催地ロサンゼルスのカレン・バス市長に渡された。続けて、米国国歌が演奏される。
パリ五輪組織委員会会長らの挨拶
-
オリンピック旗が掲揚台から降ろされる
オリンピック賛歌の演奏が行われ、オリンピック旗が掲揚台から降ろされる。
-
バッハ会長のスピーチ
バッハ会長
「五輪が平和を生み出すことはできませんが、平和の文化を創り、世界を突き動かすことはできます。だからこそ、五輪の精神を共有する人々で、平和の文化を日々、体現していきましょう。パリ五輪は新たな時代の大会でした。だからこそ、フランスのすべての国民の皆さんに感謝いたします」 -
エスタンゲ会長のスピーチ
エスタンゲ会長
「今までに見たことがない五輪の時間を過ごしました。国民全体が心を震わせ、フランス全体が五輪に沸き立ちました。皆さんの情熱のおかげで、予選でも決勝のような熱狂をもたらすことができました。パリ五輪のパートナーの皆様、大会の成功のために尽くしていただき、ありがとうございました」
-
エスタンゲ会長とバッハ会長がスピーチ台へ
パリ五輪大会組織委員会のトニー・エスタンゲ会長とバッハ会長がスピーチ台へ入場。彼らの後に柔道のテディ・リネール、陸上のエリウド・キプチョゲらアスリートが6名が一緒にスピーチ台へ上がる。
-
聖火リレーの様子が映し出される
ミュージシャンによるライブが終わると、会場には各地で行われた聖火リレーの様子が映し出される。
演者たちのパフォーマンスも熱を帯びていく
-
スタジアムがまるでライブ会場に
続けて、フランス人ミュージシャンのカヴィンスキー、ベルギー出身のアンジェル、カンボジア人ラッパーが登場。スタジアムがライブ会場となり、演奏が続く。
-
ロックバンドのフェニックスが登場
スタジアム中央のステージに、フランスのロックバンド、フェニックスが登場。選手や観客と一緒に会場を盛り上げる。
-
名場面のダイジェストが映し出される
会場に大会振り返り映像が流れる。32競技329種目の名場面のダイジェストが映し出される。
閉会式のショーが始まる
-
空中で五輪のマークが完成
オリンピックの輪を模したモニュメントが舞台の真ん中に集められると、それぞれが上空へと浮かんでいき、空中で五輪のマークが完成する。
-
舞台下からピアノが現れ、上空へ浮上
舞台下からピアノが現れると、上空へと浮上しながら、演奏が行われる。フランス人オペラ歌手がピアノの演奏に合わせて歌声を響かせる。
-
勝利の女神ニケの彫刻が現れる
舞台上にはルーブル美術館に収蔵されている勝利の女神ニケの彫刻が現れる。観客席には五輪の輪がライトアップされると、上空からたくさんのダンサーがスタジアムの舞台に出現。ダンサーたちはオリンピックの輪を表したモニュメントを立てながらパフォーマンスを続ける。
-
ギリシャ国旗を掲げる覆面の人物は!?
金色に輝く人物「ゴールデン・ボイジャー」は舞台に降り立つと、世界地図をかたどった舞台上を踊りながら移動する。舞台にはギリシャ国旗がもたらされ、オリンピック賛歌が流れる。ギリシャ国旗を掲げるのは、開会式に現れた聖火を運ぶ覆面の人物。
-
上空からは金色に輝く人物が
スタジアムの照明が暗くなると、ライトアップが点滅しながら、閉会式のショーが始まる。世界地図を模した舞台が煙幕に覆われると、各大陸の形に縁どられたライトが光る。
上空からは金色に輝く人物が、ステージに向かって降りてくる。
メダルセレモニー
-
IOCの新たなアスリート委員
スタジアム中央の舞台にボランティアスタッフが集合。その後、国際オリンピック委員会の新しいアスリート委員が紹介される。陸上のアリソン・フェリックスら4名が選ばれる。
-
オランダ国歌の演奏
金メダルを獲得したハッサンのオランダ国歌が演奏される。
-
女子マラソンのメダルセレモニーが行われる
大会最終日に開催された女子マラソンのメダルセレモニーが行われる。
オランダのシファン・ハッサンに金メダル、エチオピアのティグスト・アセファに銀メダル、ケニアのヘレン・オビリに銅メダルが、国際オリンピック委員会のバッハ会長と国際陸上競技連盟のセバスチャン・コー会長から贈られる。
選手が続々と入場
-
日が暮れ、夜空が広がる
選手入場を終えると、スタッド・ド・フランスは日が暮れ、夜空が広がる。
-
メダルを獲得した選手の姿も
日本選手団は卓球の早田ひな、平野美宇ら、レスリングの鏡優翔、樋口黎ら、セーリングの岡田奎樹、吉岡美帆、飛び込みの玉井陸斗といったメダルを獲得した選手、陸上の桐生祥秀、田中希実や、アーティスティックスイミングの選手らが入場した。
-
最後の入場は次回開催国の米国
最後の入場となるのが、次回2028年の開催国となる米国国旗。すべての国の国旗が集合すると、その後、閉会式に参加する選手たちが一斉に会場へと足を踏み入れる。
-
日本の旗手は女子やり投げの北口とブレイキンの半井
選手入場。ギリシャの旗手を先頭に、大会に参加した各国の選手がスタジアムに続々と入ってくる。日本の旗手は女子やり投げの北口榛花とブレイキンの半井重幸が務める。
オープニング
-
スタッド・ド・フランスの中央には、今大会のメダルを模したオブジェが飾られた舞台が用意されている。また緑色のウェアを着たボランティアのスタッフがスタジアムに集合している。そしてエマニュエル・マクロン仏大統領、トーマス・バッハ国際オリンピック委員会会長が紹介される。
フランス国旗とオリンピック旗の掲揚が行われる。
-
レオン・マルシャンが登場
聖火台に競泳のレオン・マルシャンが登場。聖火台から聖火が移されたランタンを手に取り、スタッド・ド・フランスに向かって歩き出す。
-
オープニング
オープニングでは、セーヌ川で行われた開会式の様子が流れ、聖火が灯される瞬間が振り返られた。その後、セレモニーの開始を告げる合唱が始まる。
-
閉会式がスタート
現地時間8月11日午後9時（日本時間12日午前4時）、閉会式がスタート。
会場はパリ郊外サン＝ドニにあるスタッド・ド・フランス。夕暮れを迎えたメインスタジアムに、多くの選手や観客が集まった。
見どころ
閉会式が行われるスタッド・ド・フランス。19日間の熱戦もついに幕が下りる【Getty Images】
パリ五輪の閉会式が日本時間12日午前4時（現地時間11日午後9時）、スタッド・ド・フランスで行われる。7月24日の競技開始から19日間の熱戦が、ついにこの閉会式をもって幕を下ろす。
開会式同様、選手団のパレードに加え、ダンスや音楽を融合した芸術的なショーで彩られるはずだが、映画「ミッション・インポッシブル」シリーズ最新作をフランスで撮影中の俳優トム・クルーズさんが登場するとも報じられている。2028年のロサンゼルス五輪に向けての橋渡し役を務めると見られており、映画さながらの壮大なアクションが期待できそうだ。
「華の都」パリで100年ぶりに開催された五輪。果たしていかなるグランドフィナーレを迎えるのか。
