パリ五輪 日本の金メダル16個 海外大会で最多アテネ大会に並ぶ(2024年8月10日『NHKニュース』)

パリオリンピックで日本が獲得した金メダルの数が大会15日目の9日、16個となり、海外のオリンピックでこれまでで最も多かったアテネ大会に並びました。

7月26日に開幕し、8月11日まで行われるパリ大会は大会15日目の9日、ブレイキン女子のダンサーネームAMIの湯浅亜実選手や、レスリングの男子フリースタイル57キロ級の樋口黎選手、それに女子57キロ級の櫻井つぐみ選手が金メダルを獲得しました。

これで日本が獲得した金メダルの数は16個となり、競泳の北島康介さんや陸上の室伏広治さん、野口みずきさんなどが活躍したアテネ大会の16個に並んで、海外で行われたオリンピックで最も多くなりました。

今大会ここまでの競技別の金メダルの数はレスリングが最も多く5個、体操と柔道で3個ずつ、スケートボードと、今大会躍進したフェンシングがそれぞれ2個ずつ、ブレイキンが1個となっています。

過去のオリンピックで日本が最も多くの金メダルを獲得した大会は、前回、3年前の自国開催となった東京大会の27個で、メダルの総数も東京大会が過去最多で58個となっています。

今大会の日本のメダル総数はここまで37個となっていて、海外大会での最多となるリオデジャネイロ大会の41個まであと4個に迫っています。

レスリング 日本の金メダル5個 過去最多に並ぶ

パリオリンピックは大会15日目を終え、レスリングで日本選手が獲得した金メダルは5個となり、過去最多に並びました。

大会15日目を終えて、レスリングの日本選手で金メダルを獲得したのは、男子がグレコローマンスタイル60キロ級・文田健一郎選手、グレコローマンスタイル77キロ級・日下尚選手、フリースタイル57キロ級・樋口黎選手の3人、女子が53キロ級・藤波朱理選手、57キロ級・櫻井つぐみ選手の2人の、合わせて5人です。

今大会、日本選手は残り4種目に出場しますが、1つの大会で獲得した金メダルの数としては、前回の東京大会と、1964年の東京大会に並び、すでに過去最多となっています。

男子フリースタイル74キロ級の高谷大地選手と、女子62キロ級の元木咲良選手が日本時間の11日未明に行われる決勝に進出していて、最多記録の更新に期待がかかります。

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