かざぐるまくるくる…猛暑の都心で夕涼み ミッドタウン日比谷にカラフルな1000個…実は材料は「再利用」(2024年7月25日『東京新聞』)

 
 約1000個のカラフルな風車が涼を演出する「KAZAGURUMA GARDEN(かざぐるまガーデン)」が、東京ミッドタウン日比谷(東京都千代田区)の日比谷ステップ広場にお目見えした。夜はライトアップされ、華やかな雰囲気を加えている。
色とりどりのかざぐるまが設置されライトアップされた「KAZAGURUMA GARDEN」=木戸佑撮影

色とりどりのかざぐるまが設置されライトアップされた「KAZAGURUMA GARDEN」=木戸佑撮影

 風車はドーム状の骨組みに取りつけられ、ミストが噴射される。風車の4割は、東京ミッドタウン日比谷に入るオフィステナントで使わなくなったクリアファイルを再利用した。
 友人と写真を撮っていた大学生の女性(20)は「淡い色合いでかわいい。夏っぽくて写真映えする」と笑顔を見せた。
色とりどりのかざぐるまが設置された「KAZAGURUMA GARDEN」=木戸佑撮影

色とりどりのかざぐるまが設置された「KAZAGURUMA GARDEN」=木戸佑撮影

 9月1日まで。ライトアップは午後5時~11時。担当者は「風車は、平安時代から楽しまれていたとされる日本の玩具の一つ。夏の宵に風を感じながら夕涼みを楽しんで」と来場を呼びかけている。(小沢慧一)