東京都知事選・立候補者多数でポスター掲示板拡張へ…49番目以降の立候補者はアクリル板に付けて掲示へ(2024年6月20日『FNNプライムオンライン(フジテレビ系)』)

キャプチャ
東京都選挙管理委員会は、20日に告示された東京都知事選挙について、選挙用ポスター掲示板に掲示可能な48人を超える人数が立候補した場合、49番目以降の立候補者陣営が、自らアクリル板で掲示板を拡張してポスターを貼ると明らかにした。
掲示板には1番から48番までの番号が振られていて、立候補者は自分の受付番号と同じ番号の枠にポスターを貼る事が出来る。立候補者が49人以上になるとポスター掲示場所が足りなくなるため、選管は49番目以降の立候補者にアクリル製の拡張用板を渡し、候補者陣営がアクリル板にポスターを貼った上で、アクリル板を掲示板に画鋲やテープで固定する方式を取ると発表した。
追加のアクリル板は、基本的に掲示板の下の端に、向かって右から49番、50番の順番で付けるとしているが、下に付けるのが難しい掲示板については、左右に、そこも難しければ上に付ける。
選管によると、東京都内には選挙用ポスターの掲示板が1万4230カ所設置されている。
立候補者は20日午後1時段階で49人となったが、49人目の候補者は「ポスターを貼る予定はない」ということで、アクリル板は受け取らなかった。
 

都知事選で混乱 48人分の掲示板に57人が立候補 「ポスター貼れない」(2024年6月20日『テレビ朝日系(ANN)』)
 
 
 19日、杉並区役所では着々と準備が進められていました。
 一方で、悩みの種となっているのが「選挙ポスター」です。
 東京都の指示で、現在48人分の掲示板が設置されていますが、立候補を表明しているのは57人。20日からポスターを貼ることが可能になりますが、このままだと貼れない候補者が出る可能性があります。
 自治体からはこのような声が聞かれました。
「東京都から指示が来ないことには、対応のしようがない。候補者が多すぎて、東京都の算段が狂っちゃった」
「現実的にすぐの増設は無理。人も資材もない」
 東京都知事選挙20日に告示され、来月7日に投票が行われます。
(「グッド!モーニング」2024年6月20日放送分より)