自民、公明両党が実質的に支援する東京都の
小池百合子知事(71)に、立憲民主、共産、社民各党が支える
蓮舫参院議員(56)らが挑む
都知事選(
20日告示、7月7日投開票)。
告示まで1週間に迫る中、両氏は動きを本格化させている。
一方で、現職として公務を優先する考えも示しており、午前には東京・永田町で開かれた「無電柱化を推進する市区町村長の会」に出席。2016年の初当選時に公約として掲げた「七つのゼロ」の一つである無電柱化について、「この5年間で3500本ほど、東京都の
都道では(電柱の数を)削減してきている」と語り、実績を強調した。
蓮舫氏は13日、
衆院議員会館で立民所属の約20人の衆参1期生議員と懇談。「首都東京のトップとなり、皆さんと一緒に国をよくしたい」と、都政への強い意欲を改めて示した。
蓮舫氏は5月27日に立候補を表明した。その後は、樹木伐採を伴う再開発計画が問題となっている
明治神宮外苑への視察、都内での街頭演説などを精力的に実施。公約の発表に向けた準備も進めている。