政治資金規正法改正 自民 修正案あすにも衆院通過させたい考え(2024年6月3日『NHKニュース』)

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政治資金規正法の改正をめぐり、自民党公明党日本維新の会の主張を踏まえた新たな修正案を、4日にも衆議院を通過させたい考えです。これに対し、立憲民主党などは岸田総理大臣に対する質疑など十分な審議を行うよう求めていて与野党の調整が行われる見込みです。
政治資金規正法の改正をめぐっては、先週、自民党公明党日本維新の会の主張を踏まえた新たな修正案をまとめたことで両党は賛成する方針で、今の国会で法改正が実現する見通しです。
そして、3日は衆議院の政治改革を議論する特別委員会で新たな修正案についての質疑が行われます。
自民党の茂木幹事長は「どんなことがあってもこの国会で改正を実現したい。全く新しい自民党に生まれ変わるという強い決意を持って、再発防止策の徹底や党改革を進めていきたい」と強調しました。
自民党は国会の会期末まで3週間を切っていることから、4日にも特別委員会と本会議で修正案を採決し、衆議院を通過させたい考えです。
これに対し、立憲民主党の岡田幹事長は自民党の新たな修正案について「大事なことが先送りされた不透明な案だ。企業・団体献金の禁止が全くなく、政策活動費も年間の支出の上限がいくらになるかわからない」と批判しました。
立憲民主党などは特別委員会で岸田総理大臣に対する質疑を行うなど、十分な審議を行うよう求めていて与野党の調整が行われる見込みです。