LGBTQのパレードに1万5000人 経営戦略に「多様性」 前年比約2倍の企業などが参加(2024年4月21日『テレビ朝日系(ANN)』)

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"LGBTQのパレードに1万5000人 経営戦略に「多様性」 前年比約2倍の企業などが参加"
 
アジア最大級のLGBTQ関連イベントが開催され、1万5000人規模のパレードには企業などから去年の2倍近い団体が参加する見込みです。
 LGBTQ=性的少数者の人権啓発などを目的とするこのイベントは東京の代々木公園で開催されていて、238の企業などがブースを出展しました。
 「多様性」を経営戦略として掲げる企業が増えるなか、企業からの参加が年々増加していて、LGBTQへの理解を進める活動の展示や連帯を示すメッセージを寄せるなどの取り組みが行われています。
 また、1万5000人規模のパレードも行われ、今年は去年に比べおよそ1.8倍の団体が参加しています。 



虹色の行進、多様な性発信30年 東京・渋谷周辺、1万5000人(2024年4月21日『共同通信』)
 
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 LGBTQなど性的少数者の権利を向上させ、社会の理解を広げようと、当事者らによる「東京レインボープライド2024」のパレードが21日、東京・渋谷周辺で行われた。主催者発表で約1万5千人が行進し、性の多様性を象徴する虹色の旗をはためかせた。
 主催するNPO法人「東京レインボープライド」によると、前身のパレードが1994年8月に東京で始まって今年で30周年。第1回は数百人規模だったが、次第に社会的に認知され、企業も協賛するように。パレードは各地に広がり、30以上の都道府県で計200回以上行われてきた。
 今年のテーマは「変わるまで、あきらめない。」。先進7カ国(G7)で唯一、同性婚や国レベルのパートナーシップ制度を導入していないなど、日本の現状に対する批判も込めた。
 同プライド共同代表理事で、トランスジェンダーを公表した元フェンシング女子日本代表の杉山文野さん(42)は「性的少数者の認知度は高まり、今では常識と言えるほどになった。ただ法律が変わらないと当事者の状況は変わらない」と話した。
 

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