岸田首相「責任受け止める」 立憲は不信任案に言及 自民裏金処分(2024年4月5日『毎日新聞』)

衆院内閣委員会に臨む岸田文雄首相(左)。右は高市早苗経済安全保障担当相=国会内で2024年4月5日午前10時56分、平田明浩撮影
衆院内閣委員会に臨む岸田文雄首相(左)。右は高市早苗経済安全保障担当相=国会内で2024年4月5日午前10時56分、平田明浩撮影

 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡る処分の発表から一夜明けた5日午前、岸田文雄首相は衆院内閣委員会に出席し、「大きな政治不信を招いた責任を党として厳正に処分した」と説明した。「党総裁として今回の事案の責任は重く受け止めなければならない。信頼回復のために、今後とも先頭に立って努力していかなければならない」とも語った。

 清和政策研究会(安倍派)の会長経験者である森喜朗元首相への聴取について「今週頭の段階で、電話を通じて私が話を聞いた」と説明した。ただ、森氏の関与は確認できなかったと改めて強調した。