愛子さま 日本赤十字社に“特別扱い”を固辞!職場掃除、コピー機の用紙補充にも意欲(2024年4月2日)

“就活”の場でも貫かれた真摯さ

三重県奈良県愛子さまが見せられたお姿には、高い称賛の声が上がっていると、前出の宮内庁関係者は続ける。

「両陛下や上皇ご夫妻も、神宮ご参拝の折には、参道を進まれる際には真っすぐに前を向き、真剣なご表情で参進されることが多いようにお見受けします。

しかし愛子さまは、つねに奉迎者や神宮職員にほほ笑みかけながら、会釈して歩まれていました。そのお姿に、“愛子さまらしいご対応やお心遣いだ”と感動した職員は少なくないようです。皇室の伝統や使命を重んじながらも、ご自分らしい形を模索されるご姿勢を感じました」

成年皇族として、次世代の皇室のお務めを担われる重責を背負われながらも、愛子さまは日赤職員として働くことを決断された。その真摯なお気持ちを、“就活”の過程で職場環境を整えるにあたっても貫かれていたという。愛子さまの知人はこう明かす。

「ご就職が内定した際に、愛子さまはとてもお喜びになり、同じように就職活動をしていた友人にも、お気持ちをお伝えになっていました。愛子さまは心から日赤への就職を願われており、両陛下もそのお気持ちを尊重され、サポートされてきたのです。

内定にいたるまで、両陛下と愛子さまはご一緒に、日赤の社長などと“面談”されながら、業務内容や勤務体制について調整されていったと聞きました。とくに両陛下と愛子さまは、“内親王だからといって特別扱いしないでください”というお気持ちを示されていて、従来の職場環境に変化が生じないような形にすることを望まれていたようです」

昨年5月と7月に両陛下は御所で日赤の社長らからご説明やご進講を受けられ、その際には愛子さまも同席されている。さらにその後の10月、ご一家で日赤本社を訪問し、関東大震災についての特別展をご覧になっていた。

天皇ご一家と日赤側は、こうした接点のなかでご就職に関するコミュニケーションを深められていったようです。

愛子さまもご自身の記者会見で話されていますが、人見知りされるところや、新しい人間関係になじむことがあまり得意ではなかったようにお見受けします。どうやら両陛下も、こうした愛子さまのご性格を心配されていたというのです」(前出・宮内庁関係者)

そして一連の“面談”を通じて、両陛下と愛子さまはさまざまな懸案をクリアされながら、ご就職への決断を下されていた。

愛子さまが気にされていたという“税金”

「女性自身」2024年4月16日号

 

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