桜色の振袖で卒業式にご出席
2024年3月20日に、 学習院大学の卒業式に出席されるため、東京・目白の学習院大学のキャンパスに登校された愛子さま。卒業式当日は、桜や菊、梅などが描かれた桜色の振袖と紺色の袴をお召しになっていた。 卒業式に臨まれる前に取材を受け、「最初の3年間はオンライン授業で、最後の1年間はこのキャンパスに通い、沢山の新しい学びを得て、充実した4年間を過ごすことができました。
素晴らしい先生方や友人たちと出会えたこともうれしく、またありがたく思っております」と答えられた。
大学進学後、新型コロナウイルスの感染対策のため、最初の3年間はほぼオンライン授業でご友人に会えない日々が続いていたが、最後の1年は学生生活を謳歌されてたようだ。
また、大学を卒業するにあたり、宮内記者会の質問に文書で回答を寄せられた愛子さまは「高校までの友人たちとの嬉しい再会とともに、大学入学後の新たな友人たちとの交流も始まり、学年の枠を越え、友人たちと一緒に授業を受けたり、直に話をして笑い合ったり、学内の様々な場所を訪れたりしたことは、私にとって忘れることのできない一生の思い出となりました」とお気持ちを綴られた。
日本赤十字社の「青少年・ボランティア課」配属へ
来月から勤務される日本赤十字社では、パートナーシップ推進部 ボランティア活動推進室 青少年・ボランティア課に配属されることも決まった愛子さま。ボランティア活動推進室では、各地にある日本赤十字社の施設などで活動する個人のボランティアの育成や研修などを行うという。
前述の宮内記者会の質問に答えられた文書で、今後の抱負について、以下のように綴られている。
「来月より日本赤十字社の嘱託職員として勤務させていただくことになりましたので、皇族としての務めを果たしながら、社会人としての自覚と責任を持って、少しでも社会のお役に立てるよう、公務と仕事の両立に努めていきたいと思っております」 今後、皇族としての務めがあるときは、その都度検討し、公務と両立しながら勤務されるという。これから成年皇族として、社会人として、さらなるご活躍が期待される。