5月の電気とガス料金 大手各社すべて値上げへ(2024年3月28日『NHKニュース』)

電力大手10社が発表したことし5月請求分の電気料金は、電気料金に上乗せされている「再エネ賦課金」が引き上げられた影響で、各社とも前の月と比べて400円から500円余り値上がりします。

また、ことし5月請求分のガス料金も、大手4社すべてで値上がりします。

電気料金

各社の発表によりますと、ことし5月に請求される、家庭向けで契約者の多い「規制料金」は、使用量が平均的な家庭で、
北海道電力が441円上がって、8757円
東北電力が543円上がって、8036円
東京電力が561円上がって、8137円
中部電力が579円上がって、7963円
北陸電力が457円上がって、6988円
関西電力が543円上がって、6754円
中国電力が514円上がって、7658円
四国電力が511円上がって、7721円
九州電力が520円上がって、6676円
沖縄電力が499円上がって、8462円となりました。

これは、再生可能エネルギーの普及のための費用として電気料金に上乗せされている「再エネ賦課金」が、1キロワットアワー当たり3.49円に引き上げられたことが主な要因です。

ガス料金 

5月請求分のガス料金も、LNG液化天然ガスの価格の上昇を受け、大手4社すべてで値上がりします。

4月分と比べると、使用量が平均的な家庭では、
東京ガスが43円上がって、5671円
大阪ガスが46円上がって、6224円
東邦ガスが47円上がって、6841円
西部ガスが35円上がって、6437円となります。