電力大手10社が発表したことし5月請求分の電気料金は、電気料金に上乗せされている「再エネ賦課金」が引き上げられた影響で、各社とも前の月と比べて400円から500円余り値上がりします。
また、ことし5月請求分のガス料金も、大手4社すべてで値上がりします。
電気料金
各社の発表によりますと、ことし5月に請求される、家庭向けで契約者の多い「規制料金」は、使用量が平均的な家庭で、
▽北海道電力が441円上がって、8757円
▽東北電力が543円上がって、8036円
▽東京電力が561円上がって、8137円
▽中部電力が579円上がって、7963円
▽北陸電力が457円上がって、6988円
▽関西電力が543円上がって、6754円
▽中国電力が514円上がって、7658円
▽四国電力が511円上がって、7721円
▽九州電力が520円上がって、6676円
▽沖縄電力が499円上がって、8462円となりました。
これは、再生可能エネルギーの普及のための費用として電気料金に上乗せされている「再エネ賦課金」が、1キロワットアワー当たり3.49円に引き上げられたことが主な要因です。