10万円以上の飲食代・会合費支出が多かった首相・閣僚と、目立った支出先
第2次石破内閣の
石破茂首相と政務三役計11人が代表を務める
政治団体が、2023年に飲食などの名目で1回に10万円以上を計上した事例が101件に上ることが30日、分かった。総額は計約1925万円。支出先には料亭や高級フランス料理店が並び、同じ日付で複数の店に計100万円以上を支払ったケースもあった。物価高が続く中、
有権者から厳しい視線が注がれそうだ。
林芳正官房長官が代表の「
林芳正を支える会」は、10万円以上の飲食費を41件計約903万円支出した。東京都内の高級ふぐ店には1~2月に4回計約152万円を支払った。
加藤勝信財務相の「勝会」は28件計約590万円。4月5日は、フランス料理店や中華料理店など5店に計約103万円を支出した。
他に支出が多かったのは、宮路拓馬外務
副大臣の「拓翔会」(11件計約129万円)や
青木一彦官房副長官の後援会(6件計約89万円)など。