「探しながら運転も危ないかも」 佐藤正明
東京新聞では、基本的に毎週水曜日と日曜日の朝刊で、日本漫画家協会賞を受賞した漫画家・佐藤正明さんの政治まんがを掲載しています。国内外の政治の現状を鋭く、かつユーモアたっぷりに切り取った本紙の名物コーナー。傑作選「一笑両断2」の発売を機に、東京新聞Webにも、政治まんがを掲載します。
◆佐藤正明「一笑両断2 まんがで斬る政治」新発売
上向いているのは物価だけ!
下り坂ばかりの岸田内閣3年の迷走を笑い飛ばす傑作まんが
下り坂ばかりの岸田内閣3年の迷走を笑い飛ばす傑作まんが
今作は、菅義偉政権の終焉から自民党総裁選を経て、岸田文雄首相が誕生するところから開幕。ウクライナ戦争を始めとする外交や旧統一教会問題に翻弄された2022年、物価高に国民が悲鳴を上げ「増税メガネ」の異名がついた2023年、裏金問題で国民からの信頼が地に落ちた2024年を活写しています。
佐藤正明(さとう・まさあき) 1949年、愛知県名古屋市生まれ。南山大学外国語学部卒。デザインプロダクション勤務後フリーとなり、イラストや漫画を手がける。85年「中日マンガ大賞」大賞受賞、87年「読売国際漫画大賞」金賞受賞などを契機に、本格的に風刺漫画を描くようになり、現在、中日新聞・東京新聞・西日本新聞に連載を持つ。2020年、「日本漫画家協会賞」カーツーン部門で大賞を受賞。著書に『あまり癒やされない心の詩』『なごや弁』(いずれも風媒社)、『一笑両断 まんがで斬る政治』『まんがでわかるだましの手口 悪質商法4コマ事例集』(いずれも東京新聞)。