政治を扱った風刺漫画を連載…佐藤正明さんの講演会 制作の舞台裏を披露「大きいニュースが2つあると…」(2024年10月19日『東海テレビ』)

 新聞で政治を扱った風刺漫画を連載している佐藤正明さんの講演会が10月19日、名古屋で開かれました。
 名古屋・栄の中日文化センターで開かれた講演会では、中日新聞の朝刊で政治を扱った風刺漫画を連載している、名古屋市出身の佐藤正明さんが制作の舞台裏を披露しました。
 中日新聞取締役の金井辰樹さんが司会を務め、風刺漫画を描くうえでの難しさなどを尋ねると、佐藤さんは「どんなニュースをネタにするかがしんどいですね。大きいニュースが2つあると決めかねる。それが苦労しますね」と話していました。
 また佐藤さんが連載した政治漫画をまとめた著書「一笑両断2」の制作秘話も紹介されました。

キャプチャ
一笑両断2 まんがで斬る政治 単行本 – 2024/8/28
佐藤正明 (著), 東京新聞元編集局長 金井辰樹 (解説)
上向いているのは物価だけ! 下り坂の岸田内閣 3年の迷走を笑い飛ばす政治漫画傑作選!
 2021年に出版し、人気を博した『一笑両断』の第2 弾は、東京オリンピック前後から2024年7月までの連 載政治まんがから約100点を選りすぐり、解説を加えた。
今作は、菅義偉政権の終焉から自民党総裁選を経て、岸田文雄首相が誕生するところから開幕。ウクライナ戦争を 始めとする外交や旧統一教会問題に翻弄された2022年、 物価高に国民が悲鳴を上げ「増税メガネ」の異名がついた 2023年、裏金問題で国民からの信頼が地に落ちた20 24年を活写する。
巻末には、歴代首相の似顔絵と採点表を掲載。佐藤正明氏が本紙で連載を始めた時の首相である中曽根康弘氏から 岸田文雄氏までの 21 人(安倍晋三元首相は2回登場)につ いて、佐藤氏が寸評する。