羽賀研二氏ら7人が処分保留で釈放「検察の最終判断に注目」「愛知県警の捜査ミス?」紀藤弁護士(2024年10月16日『日刊スポーツ』)

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羽賀研二氏(06年9月撮影)
 弁護士の紀藤正樹氏が16日までにX(旧ツイッター)を更新。元タレント羽賀研二氏ら7人が処分保留で釈放されたことについて、私見をつづった。
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羽賀研二氏の近影
 「全員釈放。検察の最終判断が注目されます。もしこの事件で不起訴処分が出れば愛知県警の捜査ミスが疑われる事態です」
 愛知県警は羽賀氏のほか、虚偽の不動産登記をし、強制執行を妨害したなどとして、9月25日に7人を逮捕した。これに対し、名古屋地検が15日、7人を処分保留で釈放した。任意で捜査を続けるという。
 逮捕されたうちの1人で、日本司法書士会連合会副会長の男性の代理人弁護士は、「全くいわれなき容疑で逮捕された」と名古屋市内で開いた会見で改めて強調した。
 また、「不起訴は確定的。副会長である男性の名誉が傷つけられ、深刻な問題」とも語っていた。

羽賀研二を処分保留で釈放 報道陣に一礼し足早に車に乗り込む 名古屋地検(2024年10月15日『共同通信
 
 名古屋地検は15日、所有する不動産について虚偽の所有権移転登記をしたなどとして、強制執行妨害目的財産譲渡仮装などの疑いで逮捕された元タレントの羽賀研二(本名・当真美喜男)氏(63)=沖縄県北谷町=を処分保留で釈放した。任意で捜査を続ける。
 釈放された羽賀氏は同日、愛知県警中署の正面玄関で報道陣に一礼し、待機していた車に足早に乗り込んだ。
 県警は9月25日、差し押さえから逃れるため、自身が代表取締役を務める会社に所有権を移転する虚偽の登記をしたとして羽賀氏らを逮捕していた。(共同)