<袴田さんの姉 ひで子さん>
「あと5日でございます。判決が下されるのがね/裁判が終わるというのが本当にうれしい。58年戦ってきましたからね」
<袴田弁護団 小川秀世主任弁護士>
「確実に無罪になるところでありますけれども、これが終わって、再審法改正、刑事・司法の修正の第一歩になって、ここから発展していく出発点になることが強く希望しているところです」
袴田弁護団で主任弁護人を務める小川秀世弁護士は、再審の判決で注目すべきポイントや司法の課題について話しました。
いわゆる袴田事件は、26日にやり直し裁判の判決を迎えます。袴田さんの姉・ひで子さんは、支援者に判決への思いを述べました。
この判決公判を目前に控えた21日、浜松市では、支援者集会が開かれ、ひで子さんは裁判が終わることへの思いを語りました。
ひで子さん:
「泣いても悲しんでも判決は判決。裁判が終わることが本当にうれしい。58年闘ってきましたから。」
一方、袴田弁護団の小川秀世弁護士は、無罪判決が出されれば、国家賠償訴訟も検討していると明かしました。