総裁選の議員票は地方票と同数の367票で争われます。
JNNの取材では、小泉氏と小林氏がともに50人を超える議員票を固めました。小泉氏がトップに立ち、小林氏がこれを追う展開です。
各候補の支持の内訳を見ると、小泉氏は菅前総理のグループを中心に幅広く支持を集めているのに対し、小林氏は解散を決めた安倍派や二階派を中心に中堅・若手議員が多く集まりました。
ただ、まだ40人以上の議員が投票行動を明らかにしておらず、地方票の動向を見て支持を変えたりする議員も一定数いることから、情勢は変わる可能性があります。
現状では、いずれの候補も議員票の半分以上を占めるのは不可能で、地方票を含めても1回目の投票では過半数の368票を獲得できないことから、上位2人による決選投票にもつれこむのが確実な情勢です。