【動画で見る】斎藤知事パワハラ疑惑「徹底的に調べてくれ」知事が副知事らに「告発者」の特定を指示
■証人尋問で「食い違った」知事と元側近の証言
斎藤元彦知事 6日の百条委員会
6日の百条委員会では内部調査で元局長の聞き取りを行った片山前副知事と斎藤知事の証人尋問が行われました。
告発文の作成者について調査した経緯について、片山前副知事は斎藤知事から「徹底的に調べてくれ」と指示があったと証言し、斎藤知事も指示について認めました。
一方で、片山前副知事は告発文の存在が明るみになったあと、「第三者機関で調査を行うべきと知事に進言していた」と証言しましたが、斎藤知事は「進言があった記憶はない」と否定しました。
■「人の命は重い」と自民幹事長 他会派含む全議員に「辞職申し入れ」の賛同求める
県議会の最大会派・自民党県議団(37人)は知事の証人尋問終了後に臨時総会を開き、今月12日に斎藤知事に対して辞職を申し入れることを決めました。
臨時総会後の会見で自民党県議団の北野実幹事長は「斎藤元彦氏の道義的な責任がないというのは違うと思う。それとやはり、通報者が亡くなられたという、人の命というのは本当に重い。このことはしっかりと受け止めなければダメだという意見もありました」と述べました。