東京23区 7月の消費者物価指数 去年同月比2.2%上昇(2024年7月26日『NHKニュース』)

キャプチャ
東京23区の7月の消費者物価指数は、速報値で天候による変動が大きい生鮮食品を除いた指数が、去年の同じ月より2.2%上昇しました。政府による電気・ガス料金の補助金がいったん終了したことなどが要因で、上昇率は前の月から0.1ポイント拡大しました。
総務省によりますと、東京23区の今月の消費者物価指数は、速報値で生鮮食品を除いた指数が、2020年を100として107.4となり、去年の同じ月より2.2%上昇しました。
上昇率は、前の月、6月の2.1%から0.1ポイント拡大し、2か月連続で2%台となりました。
政府が続けてきた電気・ガス料金の補助金がいったん終了したことなどが要因で、
▽「電気代」は去年の同じ月から19.7%、
▽「都市ガス代」は11.9%、上昇しました。
一方、「生鮮食品を除く食料」は2.6%の上昇で、上昇率は前の月から0.4ポイント縮小しました。
主なものでは、
▽「コシヒカリを除くうるち米」が18%、
▽「せんべい」が12.3%、
▽「ぎょうざ」が11.6%、
▽「輸入品の牛肉」が11.4%の上昇となっています。
東京23区の指数は全国の先行指標として注目されていて、全国の今月の指数は来月23日に公表されます。