都知事選の供託金没収額 過去最高1億5900万円 N国党だけでこんなに(2024年7月9日『スポニチアネックス』)

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都知事選開票結果
 東京都知事選には過去最多56人が立候補したが、小池氏、石丸伸二氏、蓮舫氏の上位3人以外の53候補の得票数が有効投票数の1割未満という結果で、供託金没収の対象となった。供託金は1人当たり300万円。53人合計で1億5900万円が都に納められることになる。都知事選での供託金没収額としては過去最高となった。
 政治団体NHKから国民を守る党」からは、団体に関係する24人が立候補。同団体だけで没収額は7200万円になった。寄付者に掲示板に独自のポスターを貼れる権利を与え、供託金合計額以上の寄付金を集める計画を立てた。告示後の会見で立花孝志党首は、目標額に達していないと明かしていた。
 供託金制度には、選挙を利用した売名行為を防ぐ目的がある。