万博会場 作業員を退避させる基準以上のメタンガスを76回検知 博覧会協会「メタンが出たっていうのが=危険という話ではない」(2024年6月24日『MBSニュース』)

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爆発現場の写真 関係者提供
大阪・関西万博の会場で起きたガス爆発事故。作業員を退避させる基準以上のメタンガスが、76回検知されていたことがわかりました。
今年3月、大阪・関西万博の会場西側に位置する来場者用トイレの建設現場でメタンガスに引火して爆発する事故が起き、ケガ人はいませんでしたが、コンクリートの床が壊れるなどしました。
博覧会協会は24日、事故が起きたトイレの床下では、今年2月末から5月までで作業員を退避させる目安となる濃度を超えるメタンガスが76回検知され、爆発の恐れがある濃度を超えていたケースもあったということです。
「メタンが出たっていうのが=危険という話ではないので。人(来場者)を入れる前に(メタン濃度を)お知らせしようという取り組みをしようと」(2025年国際博覧会協会 藁田博行整備局長)
協会は対策として換気などを行い、会期中はホームページで測定値を毎日知らせることも検討しているということです。

大阪・吉村洋文知事、万博への『ペット同伴入場』認める方向とのポストにネット上では賛否「楽しそう」「トイレはどうする」(2024年6月24日『中日スポーツ』)
 
 大阪府の吉村洋文知事が24日、自身のX(旧ツイッター)を更新。2025年の大阪・関西万博がペット同伴での入場を認める方向で検討していることについて「ペットも家族の一員です」と投稿したが、コメント欄には賛否が渦巻く状況になっている。
 入場が認められるのは小型犬のみで、事前予約制の1人1匹、1日100匹が上限。会期中の平日10日間限定で、実現すれば万博では初めてという。
 吉村知事はXで「非常に限定された範囲ですが、これまで専門家の議論を重ねてきました。制約はありますが、ペットも家族の一員です」とポスト。コメント欄には「万博に初めてのチャレンジが集結するのはいい事だと思う」「一緒に万博に行けるの楽しそう」と歓迎のコメントが多く寄せられた一方で、小型犬に限られることや来場者のアレルギーについての指摘も挙がっている。
 「私は動物アレルギーなので、ちょっとドキドキしてしまいます」「アレルギーだけじゃなく、犬嫌いや犬怖いって人の事は考えてませんよね?」「大きな犬は家族では無いの?」との声や「ペットのトイレはどうするのですか?」という疑問も。ほかにも「『犬』も来場者にカウントするのですか?(笑)」「万博って何なん…ってなる」「それが万博と何か関係ありますか?」といった反応もあった。