動画配信などを行っている「ニコニコ動画」などのサービスが停止していることについて、親会社のKADOKAWAは、グループの複数のウェブサイトが利用できない状態となっていて、サーバーに外部から不正アクセスが行われたことによる可能性が高いと発表しました。KADOKAWAは、専門家や警察の協力を得て調査し、迅速に対応を進めるとしています。
動画配信などを行っている「ニコニコ動画」の運営会社の親会社、KADOKAWAによりますと、8日未明から、グループの複数のサーバーにアクセスできない障害が発生し、データの保全のために関連するサーバーをシャットダウンする対応を取ったということで、サイバー攻撃を受けた可能性が高いとみているということです。
この影響で、「ニコニコ動画」などの複数のサービスに影響が出ていて、動画の視聴や配信などができない状態になっているということです。
また、KADOKAWAの公式ウェブサイトやオンラインショッピングサイトにも影響が出ているということです。
個人情報の漏えいについては調査中だとしています。
現時点で、復旧の見通しは未定だということで、KADOKAWAは「外部の専門家や警察などの協力を得て調査を続け、迅速に対応を進める」としています。
ニコニコサービスが利用できない状況について
いつもご愛顧いただきありがとうございます。ニコニコ運営チームです。
現在、ニコニコは大規模なサイバー攻撃を受けており、影響を最小限に留めるべく、サービスを一時的に停止しています。
調査および対策を急いで進めておりますが、サイバー攻撃の影響を完全に排除できたと確信し、安全が確認されるまで、復旧に着手することができません。少なくともこの週末中は復旧の見込みがございません。
ご不便をおかけしており、心からお詫び申し上げます。
最新の状況については月曜日(2024年6月10日)に再度お知らせいたします。
- 復旧作業と並行して、攻撃の経路および情報漏洩の可能性を調査中です。
- クレジットカード情報の漏洩は確認されておりません(ニコニコは自社サーバーにクレジットカード情報を保存しておりません)。
今後の情報は、ニコニコインフォや公式X(旧Twitter)にて随時お知らせいたします。
今週末に予定されていた動画投稿や生放送番組を楽しみにしていたユーザーの皆様に深くお詫び申し上げます。
対応が完了するまで、どうかご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。