コンビニ大手の
ファミリーマートは13日、来年4月に開幕する大阪・関西万博の会場となる人工島「
夢洲」の建設工事現場内に移動型
無人トレーラー店舗をオープンさせました。
夢洲の建設工事現場に設置された「
ファミリーマート舞洲/N店」は、長さ約6メートル、幅約2.4メートルのトレーラー内に冷蔵庫や2台のセ
ルフレジが置かれ、棚には冷蔵・冷凍商品を含む約280種類の商品が並びます。営業時間は午前9時から午後5時までで、支払いはバーコード決済や
交通系電子マネー、クレジットカードに対応しています。
夢洲では来年4月の万博開幕に向けて、工事が急ピッチで行われていますが、島内にはセブン‐イレブンが1店舗、
ファミリーマートのサテライト店が1店舗のみでした。移動可能な店舗ができることで、工事の進捗状況や従事者の数にあわせて、販売場所を柔軟に対応することが可能となります。
このトレーラー型店舗は、搭載された
ソーラーパネルや蓄電池によって電源が確保され、衛星インターネットにより自立通信が可能なため、
ファミリーマートでは今後、被災地や買い物が不便な地域を支援する店舗としても展開を予定しているということです。