平和祈念式典で「平和への誓い」述べる被爆者代表に11人応募(2024年4月12日『NHKニュース』)

8月9日の長崎原爆の日に行われる平和祈念式典で「平和への誓い」を述べる被爆者代表の募集が締め切られ、県内外の11人から応募が寄せられました。
今後、被爆者団体の代表らでつくる審査会で選考され、来月下旬に決定する見通しです。

長崎原爆の日の平和祈念式典で「平和への誓い」を述べる被爆者代表は、応募者の中から有識者被爆者団体の代表で作る審査会が選考します。

応募の条件は、長崎で被爆し、被爆体験の継承などの活動に取り組んだ経験のある人で、被爆者健康手帳の有無や居住地、国籍は問われません。

昨年の応募者は2017年に公募を始めて以来最も少ない7人となったことから、今回、募集要項には「平和への誓い」の読み上げは手話や外国語でも可能だと明記されました。

こうした条件でことし2月1日から先月末まで公募した結果、県内外の82歳から92歳までの11人から応募があったということです。

審査会は今月17日に書類審査などを行ったうえで来月下旬に代表者を決定する方針です。