10年前、20年前、30年前に『FRIDAY』は何を報じていたのか。当時話題になったトピックをいまふたたび振り返る
【プレイバック・フライデー】。
今回は10年前の’14年4月25日号掲載の「元サッカー日本代表・永島昭浩と美人長女・永島優美のフジテレビ〝同伴〟入社式」をお届けする
【入社したて】すごい……初々しすぎるリクルートスーツ姿の永島優美アナ 今でこそフジテレビを代表するアナウンサーの1人である永島優美(当時22)。しかし入社式の時点では、元サッカー日本代表で’02年から『FNNスーパーニュース』に出演していた父・昭浩氏(当時50)のほうが、当然ながら知名度は上。「コネ入社では?」との声もあったほどだった。そんな父親が娘の入社式に現れたときの様子だ。さすがに両親同伴という新人はあまりいないうえに著名人である昭浩氏は目立っていたようだ。当時の記事では以下のようにコメントを紹介していた。
◆「コネ入社? そんな力は僕にはありませんよ」
《入社式に保護者の出席というのは奇異に映るかもしれませんが、フジから『両親の方も出席を』と言われていたんです。僕は『スーパーニュース』(フジ系)のスポーツキャスターをしていますし、娘も特に抵抗はなかったようでした。平日に神戸の自宅で食事をする、一般的な関係ですから。
コネ入社? そんな力は僕にはありませんよ。僕から『娘がお世話になります』と言ったこともない。ただ内定が決まり、共演者の方々から『おめでとうございます』と祝福はされましたが(元サッカー日本代表・永島昭浩氏)》
4月1日、東京・お台場で行われたフジテレビの入社式には20名ほどの新人たちが出席していた。その中でもひときわ目立っていたのが昭浩氏と長女・優美の親子だったのだ。
式が終わると昭浩氏は新入社員や関係者の間をペコペコと挨拶に奔走していた。有名人だけにその姿は目立っていた。「娘さんとはどんな話を?」の問いに昭浩氏は次のように答えていた。
《『失敗の許されない厳しい世界だから人一倍努力をしなさい』と伝えました。僕のように本番で噛まないようにね。有名人と仲良くなったり、周囲にちやほやされることもあるでしょう。自覚を持って働いてもらいたい》 自身が、当時番組でのコメントをよく噛むことをネタにされがちなのを引き合いに出して娘へのエールを送った昭浩氏。今後は親娘〝同伴〟での取材もあるのだろうか──。 この時点では〝永島昭浩の娘〟というイメージが大きかった優美だが、実は元『ミス関西学院』で学生リポーターの経歴があり、テレ朝にも内定していたなど〝カトパン以来の大物新人〟とも言われていた。
その前評判にたがわず優美はこの年の9月からフジ女子アナの登竜門『めざましテレビ』の情報キャスターとなる。そして’16年4月からはメインキャスターに、さらに’21年4月には『情報プレゼンター とくダネ!』の後を受けてスタートした新番組『めざまし8』のメインキャスターとして、’23年3月に同番組を卒業するまで、フジテレビの〝朝の顔〟を7年間つとめたのだった。
私生活では’21年に1歳年上のフジテレビ社員と結婚。’24年1月に第1子となる女児が誕生したことを自身のインスタグラムで報告しており、現在も産休中だ。
『めざまし8』でこのニュースを紹介したときに昭浩氏は《めっちゃかわいい。それにしてもいい脚してる》と、彼らしいアスリート目線のコメントを寄せていた。 10年前には新入社員だった娘が、いつの間にかエースアナに、そして今では母親……。「十年一昔」を感じさせる入社式の親娘ショットだ。
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