パワハラ疑惑の長谷川岳参院議員「表現方法に無自覚」 辞職は否定(2024年4月6日)

 

 

 

 【図でチェック】パワハラに当てはまる行動とは?

 長谷川氏の言動を巡っては、週刊誌が札幌市職員らへのパワハラ疑惑を報じ、道が幹部職員に聞き取り調査を実施。鈴木直道知事は5日、「威圧的に受け止めた職員が複数おり、長谷川参院議員に改めるように申し入れた」と明らかにしていた。  自身の言動がパワハラに該当すると思うかという報道陣の質問に対し、長谷川氏は「無自覚だったので、具体的な部分や表現は私も存じ上げていない。極めて強い表現だったことは認識している」と述べた。「ストレートに発言すること」を自らの取りえだと考えていたといい、「反面、ストレート過ぎることがあったのではないかと十分に反省している」と語った。

 語気が強まった理由については「地域の課題を解決する時に、もたついているとか、うまく調整できれば解決できると思うことに、表現が入ったと思う」と話した。

 道の調査では、長谷川氏の東京事務所などに2023年度に20回以上出張した幹部職員がいたことも明らかになっている。長谷川氏はメールやウェブ会議も活用しているとし、各省庁との打ち合わせが必要な場合に来てもらうのが原則だと説明。「『これが気にくわないから来てください』ということは合理的ではないからしない」と述べた

【石川勝義】

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