安倍派の政治資金問題で、自民党の党紀委員会で「離党勧告」を科すことが決まった塩谷立元文科相が、処分に不服として「再審査」を請求することが5日、FNNの取材でわかった。
安倍派の座長を務めていた塩谷氏に対しては、4日の党紀委員会で8段階の処分のうち2番目に重い「離党勧告」とすることが決まった。
関係者によると、塩谷氏は処分を不服として「再審査」を請求する意向で、5日午後に開く記者会見で、表明する見通し。 自民党の「規律規約」では、「党紀委員会に不服のある者は、総裁に対し、理由を明らかにして、再審査の請求をすることができる」と定めている。