村山富市 元首相が100歳の誕生日(2024年3月3日『NHKニュース』)

村山富市 元総理大臣が3日、100歳の誕生日を迎えました。村山氏はコメントを発表し「日本がどこまでも平和な国であり続けることを願っている」としています。

村山富市 元総理大臣は、1924年3月3日に大分市で生まれました。

関係者によりますと村山氏は毎日、朝と夕方に自宅の周辺を散歩したり体操したりするのが日課で、テレビでは大相撲中継を楽しみにしているということです。

先月23日には自宅を訪れた、母校・明治大学の校友会の北野大会長らから、村山さんの誕生日の3月3日に発行された過去100年分の紙面を集めた記念品などを贈呈されました。

村山氏は「すごい」と何度も口にしてよろこび、面会後には窓から身を乗り出すようにして握手をしたり手を振ったりするなど元気な姿を見せていました。

村山氏は3日の100歳の誕生日に合わせてコメントを発表し、「100歳の実感はないが、長寿の秘けつは無理をせず自然体で暮らすことだと思う。家族と過ごせることを幸せに思っている。今後も健康に気をつけ1日1日を大切にしていきたい。日本がどこまでも平和な国であり続けることを願っている」としています。


村山富市元首相が100歳に(2024年3月3日『NHK大分 ニュース』)

 

大分市出身の村山富市元総理大臣が3日、100歳の誕生日を迎えました。
村山さんはこの日に合わせてコメントを寄せ「日本がどこまでも平和な国であり続けることを願っている」としています。

1924年3月3日に大分市で生まれた元総理大臣の村山富市さんは3日で100歳になりました。

関係者によりますと村山さんは最近、耳が遠くなったものの、足腰はしっかりしていて、毎日、朝と夕方に自宅の周辺を散歩したり体操したりするのが日課だということです。

また、テレビの大相撲中継を楽しみにしているということです。

先月23日には母校・明治大学の校友会の北野大会長らが自宅を訪れ、村山さんの誕生日の3月3日に発行された過去100年分の紙面を集めた記念品などを贈呈しました。

記念品を受け取った村山さんは「すごい」と何度も口にしてよろこび、面会後には窓から身を乗り出すようにして握手をしたり手を振ったりするなど元気な姿を見せていました。

村山さんは100歳の誕生日に合わせてコメントを寄せ「100歳の実感はないが、長寿の秘けつは無理をせず自然体で暮らすことだと思う。家族と過ごせることを幸せに思っている。今後も健康に気をつけ1日1日を大切にしていきたい。日本がどこまでも平和な国であり続けることを願っている」としています。

【出身大学の後輩たち】

先月、村山富市元総理大臣が100歳を迎えるのに先立って、出身大学の後輩たちが大分市内の村山さんの自宅を訪れ記念品を渡しに訪れました。

村山さんは1946年、当時の明治大学専門部政治経済科を卒業し、政界引退後のおよそ20年間、校友会の名誉会長を務めていました。

先月23日、映画監督でタレントの北野武さんの兄・大さんら4人が大分市にある村山さんの自宅を訪れました。

北野さんは明治大学校友会の会長で、この日は、村山さんの誕生日の3月3日に発行された過去100年分の紙面を集めた記念品などを贈呈しました。

村山さんは記念品を受け取ると食い入るように新聞の文字を目で追い「すごい」と何度も口にしてよろこんでいました。

そして、面会を終えた4人が外に出ると、自宅の窓から身を乗り出すようにして、握手をしたり手を振ったりして見送っていました。

北野さんは「村山さんはまもなく100歳を迎える人とは思えないくらい握手が力強かった。耳は遠くなっていたが、腰は曲がっていないし目もしっかりと見えていて、贈った新聞の細かい字をうれしそうに読んでいた。気さくな人柄も変わっておらず元気そうで何よりだった」と話していました。