TBS系連続ドラマ「不適切にもほどがある!」(金曜・午後10時)の第5話が23日に放送された。(以下、ネタバレがあります。ご注意ください)
【写真】“ムッチ先輩”磯村勇斗、不適切すぎる姿「不適切で申し訳ありません」
「父親に会ってほしい」と渚(仲里依紗)に連れられた市郎(阿部サダヲ)は、ホテルのラウンジで犬島ゆずる(古田新太)と対面。市郎は、ゆずるの妻が市郎の娘・純子(河合優実)であることを聞かされ、渚が自分の孫であることも知った。
時は戻り、1995年。市郎と純子は阪神淡路大震災で帰らぬ人になったことも判明した。ネットは「結構深い内容になってきた」「笑いと涙と震災と。クドカンらしい1話だった」などの感想を寄せた。
脚本を担当する宮藤官九郎は、2013年放送のNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」では東日本大震災を、19年放送のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」では関東大震災を取り上げている。
ネットは「クドカンの震災の伝え方って、いつも辛すぎなく、日々が、続いていくことを淡々と見せてくれる」「クドカンってふざける時はふざけるし、面白い時はツッコミどころしか無いぐらい面白いけど、あまちゃんにしろ、不適切にしろ、ただのおもしろ話で終わらせずに震災とかを取り入れて考えさせてくれるからすごい」「クドカンの真骨頂といえる言葉の応酬と怒涛の伏線回収、それからあまちゃんやいだてんで印象に残っている震災の描写も含まれていて、久々にクドカン作品を見てる…!という感慨深さ」と脚本に改めて注目していた。