山梨県 Vチューバー活用した手話を学ぶ動画を作成(2024年2月14日『NHKニュース』)

多くの県民に手話を言語として理解してもらい使いやすい環境づくりを進めようと、県はウェブ上のキャラクターVチューバーとともに手話を学ぶ動画を作成し、公開しました。

県は手話を言語として位置づけて理解を促進し、すべての県民が障害の有無にかかわらず安心して暮らすことのできる共生社会の実現を目的とする手話言語条例を去年3月に施行しました。


そして、子どもたちをはじめ多くの県民にわかりやすい内容で手話言語を知ってもらおうと、ウェブ上のキャラクターでご当地Vチューバーの山奈しずくちゃんを活用した動画を作成し、公開しました。


動画は全部で28分25秒で、条例の詳しい説明のほか、「こんにちは」とか「よろしくお願いします」などといった日常で使う手話を学ぶことができます。


また、実際に聴覚障害の人などが聞きとりにくいとされる駅のアナウンスを事例に、手話を使うことができれば必要な情報を伝えることができるとして、コミュニケーションの手段として手話の大切さも知ることができる内容になっています。


県はこの動画を学校や市町村などに幅広く周知することにしていて、授業や研修などに活用してほしいと呼びかけています。