立民 泉代表 政治資金問題の自民アンケート“客観性ない”(2024年2月12日『NHKニュース』)

立憲民主党の泉代表は、自民党が派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて、所属議員を対象に行ったアンケートは客観性がないとして、安倍派や二階派の関係議員が政治倫理審査会に出席して説明するよう重ねて求めました。

立憲民主党の泉代表は長崎県大村市で記者会見し、自民党が派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて、すべての所属議員を対象に行ったアンケートについて、「聴き取り項目が薄く、客観性がなさすぎる。調査に値しないことは明確だ」と批判しました。

そのうえで、「自民党任せにはできず、安倍派の5人衆や二階元幹事長らの政治倫理審査会への出席を求めている。自身がしたことが問題ないのであれば、そこで意見表明すればいい」と述べ、安倍派や二階派の関係議員が政治倫理審査会に出席して説明するよう重ねて求めました。

国民民主党の玉木代表と今週中にも会談へ

一方、泉氏は、ガソリン税の上乗せ部分の課税を停止する「トリガー条項」をめぐる与党との協議を離脱した国民民主党の玉木代表と、今週中にも会談することを明らかにしたうえで、「政策の方向性はかなり共通する部分があり、『政権を担おう』と呼びかけたい。国民生活をよりよくし、金権政治を変えるために何ができるか、誠実に話し合いたい」と述べました。